Maia Barouh / Aida
Maia Barouh / Aida
Cat No : SHL 2143
Country :
Format : LP
Release : 2023/06
※USED商品のCondition(盤質)について
SS:(seald)未開封
M:(MINT)シールドに近い状態。キズなし。ノイズ無し。
NM:(Near Mint)MINTと同等かEX+クラスで目だったキズ等無し。
EX:(Excellent)軽い擦れがあるが、目立ったノイズ無し。
VG:(Very Good)多少のノイズ、キズ、スレ有。
G:(Good)キズ、スレ、雑音があるが、演奏は可能。
F:(Fair)状態が悪い
About
東京生まれ、パリ育ちの日仏シンガーソングライター、フルーティスト&マルチミュージシャン、マイア・バルーのニューアルバム!
アイダは日本語の"間"の意味で、フランスと日本のアイダ、島と大陸のアイダ、伝統とモダンな音のアイダ、がテーマの作品だ。フランスのカリスマ・プロデューサー、マルタン・メソニエにスカウトされフランスに渡り、民謡×エレクトロ・プロジェクトで主にヨーロッパをツアーした後、3年間のロンドン滞在を経て、ひとり音楽世界を深めていったマイア・バルー。彼女の一番の武器であるリズミックで個性的なフルートと倍音が効いた低くパワフルな声をベースに音楽を膨らませ、そぎ落とし、本質だけを残した音作りに努めたのが本作だ。空気を含んだ深いサウンド、ワールドミュージックの影響であるグルーヴに加え、彼女が本来持っているユーモアや距離感を持って、難しいテーマであるアジア人に対する差別問題やフェミニズム、ハーフのアイデンティティ問題などを歌っている。
この作品で何より独特なのが言語の混ぜ方だろう。日本語もフランス語も母国語とする彼女はより斬新なミックスを研究し、フランス人女性ラッパーの力を借り、日本語の歌詞を日本語的な発音のままフランス語詞にしたり、日本民謡のメロディにフランス語の歌詞をつけたりと、日本語とフランス語が同じ歌で交差する芸当をいかにも自然にやり遂げた。
東京のサブカル・シーンとパリの今、民謡とエレクトロ、ラップとシャンソンという要素が不思議にも自然に交差し一体化。このアルバムは根本的にミックス・カルチャーで現代的、それでいて深い洞察に満ちた唯一無二のマイア・サウンドが反映された作品だ。サウンドは全てマイアがアレンジ、プログラミング、フルートと歌を宅録し、曲によってはミュージシャンを招待し、イギリスのプロデューサー MaJiKer にプロデュースを依頼した。